ＡＤプラズマ、上期経常を2.7倍上方修正・2期ぶり最高益、通期も増額

　アドテック　プラズマ　テクノロジー <6668> [東証２] が1月13日大引け後(15:00)に決算を発表。17年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比12倍の3億3900万円に急拡大した。
　併せて、9-2月期(上期)の同利益を従来予想の1億5900万円→4億2600万円(前年同期は5200万円)に2.7倍上方修正し、増益率が3.1倍→8.2倍に拡大し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の4億3900万円→6億9400万円(前期は1億2900万円)に58.1％上方修正し、増益率が3.4倍→5.4倍に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の1.7％→21.0％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社の主たる事業である半導体・液晶関連事業において、スマートフォン等のディスプレイ向け成膜装置メーカーの設備投資が好調に推移し、売上高は前回予想を上回る見込みであります。　利益面につきましては、売上高の増加及び海外生産子会社の効果による製造原価の低減等により、各利益は前回予想を上回る見込みであります。　上記の予想は、本資料の発表時現在において入手可能な情報に基づき作成しております。実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。