＜チャートの視点＞＝大崎電、５・２５日線のＧＣが視野に入る

　大崎電気工業<6644.T>は、５日移動平均線（３日時点：６０５円）と２５日移動平均線（同：６１６円）のゴールデン・クロス（ＧＣ）が視野に入ってきた。１月１７日に昨年来高値６８２円をつけたあとは利益確定売りなどに押されたが、７５日移動平均線近辺では下げ渋り。足もとでは、一目均衡表の雲の下限が下支えするかたちとなっている。一方、需給面では３月２８日申し込み時点の信用倍率が０．８７倍と取組妙味があるほか、ＰＢＲ０．８倍近辺には割安感も。２日には東京電力<9501.T>が東京都小平市の一部地域でスマートメーターの設置を開始すると発表しており、今後も折にふれ関連銘柄として注目を集める場面がありそうだ。
　なお、１４年３月期通期の連結業績見通しは、売上高６２０億円（前の期比１．３％増）、営業利益１０億円（同５６．１％減）が見込まれている。

大崎電の株価は１３時４９分現在６０８円（▼８円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）