富士電機が反落、富士通が保有株売却を発表で需給悪化を警戒◇

　富士電機<6504.T>が反落。筆頭株主の富士通<6702.T>が午前９時ごろ、保有する富士電機株式の一部である５４００万株を９月２９日付で売却すると発表しており、需給悪化への警戒感から売られているようだ。

　今年２月に発表した株式持ち合いの見直しの一環としてＳＭＢＣ日興証券に売却する予定で、これにより富士通の保有株数は議決権割合は７４３３万３０６４株（議決権割合１０．４４％）から２０３３万３０６４株（同２．８６％）に低下し、主要株主に該当しなくなる見通しだ。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）