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富士電機のニュース
<注目銘柄>=富士電機、車載用パワー半導体の需要拡大が貢献
富士電機<6504.T>は、電力会社や大規模工場向けに発電設備や受変電設備などを提供する総合重電メーカー。そのほかに、産業用モーターや自動車用SiC(シリコンカーバイド)パワー半導体、飲料自販機なども手掛けている。
同社は17年3月期の連結業績を、売上高8200億円(前期比0.8%増)、営業利益450億円(同横ばい)と見込んでいる。昨年10月の中間決算発表時点で、下期の想定為替レートを1ドル=100円と見直したことにより、期初計画に比べ売上高で100億円、営業利益で20億円下方修正した。しかし、11月以降の急速な円安・ドル高進行により、上方修正の可能性が浮上し、来期の業績にもプラスに作用しそうだ。
SiCパワー半導体需要の拡大、飲料自販機の中国・アジアでのシェア拡大に伴う業績寄与に加え、18年3月期以降は、14年9月に受注した神戸製鋼所<5406.T>の大型発電設備(栃木県真岡市)の業績への寄与が見込めるなど、中長期的な成長に期待が掛かる。
株価は昨年夏以降、25日移動平均線をほぼ下値支持線として順調な上昇軌道にある。ただ、PERは16倍台と割高感はなく、直近の東証信用倍率も0.90倍と取組妙味も十分。今後も、業績拡大を背景にジリ高歩調が継続しそうだ。(朱)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
同社は17年3月期の連結業績を、売上高8200億円(前期比0.8%増)、営業利益450億円(同横ばい)と見込んでいる。昨年10月の中間決算発表時点で、下期の想定為替レートを1ドル=100円と見直したことにより、期初計画に比べ売上高で100億円、営業利益で20億円下方修正した。しかし、11月以降の急速な円安・ドル高進行により、上方修正の可能性が浮上し、来期の業績にもプラスに作用しそうだ。
SiCパワー半導体需要の拡大、飲料自販機の中国・アジアでのシェア拡大に伴う業績寄与に加え、18年3月期以降は、14年9月に受注した神戸製鋼所<5406.T>の大型発電設備(栃木県真岡市)の業績への寄与が見込めるなど、中長期的な成長に期待が掛かる。
株価は昨年夏以降、25日移動平均線をほぼ下値支持線として順調な上昇軌道にある。ただ、PERは16倍台と割高感はなく、直近の東証信用倍率も0.90倍と取組妙味も十分。今後も、業績拡大を背景にジリ高歩調が継続しそうだ。(朱)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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