日機装が急反発、１７年１２月期は２割強の営業増益見通し

　日機装<6376.T>が急反発し昨年来高値を更新。１４日の取引終了後に発表した１７年１２月期の連結業績予想が、売上高１４００億円（前期比５．３％増）、営業利益６０億円（同２２．６％増）、純利益４５億円（同６４．９％増）と２割を超える営業大幅増益を見込んでいることが好感されている。

　前下期にかけてメディカルやポンプシステムの国内事業が持ち直していることに加えて、製品の品質不適合や納期遅延など、前年度の収益悪化をもたらした工場の品質管理体制の強化を図ることで業績改善を図るとしている。

　なお、１６年１２月期決算は、売上高１３２８億９０００万円、営業利益４８億９３００万円、純利益２７億２９００万円だった。１５年１２月から決算期を３月から１２月に変更したため、前の期との比較はない。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）