タツモが４日続落、１４年１２月期業績を１６億円の最終赤字に下方修正

　タツモ＜6266.T＞が４日続落。同社は１６日の取引終了後、１４年１２月期連結業績見通しを前期に続き赤字に修正した。液晶カラーフィルター用塗布装置で高実績を誇る同社の今期売上高は９７億１９００万円から８２億７１００万円（前期比１８．８％増）に見直したほか、営業損益は１億３９００万円の黒字から１１億６０００万円の赤字（前期は１１億４０００万円の赤字）、最終損益は１億５１００万円の黒字から１６億１８００万円の赤字（同９億７１００万円の赤字）に下方修正した。
　 価格競争の激化による販売価格下落で利益率が低下しているほか、製品の納期短縮対応費用の大幅増加や「のれん」残高全額を減損損失として特別損失に計上したことなどが業績悪化要因となった。

タツモの株価は１０時１０分現在４８７円（▼１１円）




出所：株経通信（株式会社みんかぶ）