マルマエが株式分割と優待制度の導入を発表、同時発表の第１四半期営業利益は２８％減

　マルマエ<6264.T>がこの日の取引終了後、２月２８日を基準日として１対２株の株式分割を実施すると発表した。投資家の利便性の向上、ひいては株式の流動性向上を目的として実施するとしており、効力発生日は３月１日の予定。

　また、１７年８月期末の株主から、毎年８月末日現在で６カ月以上継続して１単元（１００株）以上保有する株主を対象に、一律でクオカード１０００円分を贈呈する株主優待制度を導入するとあわせて発表した。

　さらに、同時に発表した第１四半期（１６年９～１１月）単独決算を発表しており、売上高６億１８００万円（前年同期比０．２％減）、営業利益１億１２００万円（同２７．６％減）、純利益７６００万円（同２４．０％減）だった。ＦＰＤ分野で設備投資の一時的な停滞があり売上高が減少したことに加えて、償却費や外注加工費などの増加が利益を圧迫した。

　なお、１７年８月期通期業績予想は、売上高２４億９４００万円（前期比１１．２％増）、営業利益４億９４００万円（同１．１％増）、純利益３億２１００万円（同１１．７％減）の従来予想を据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）