決算プラス・インパクト銘柄 … 津田駒、ティムコ、植松商会 (1月19日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の1月18日から19日の決算発表を経て20日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　津田駒 <6217>
　16年11月期の連結経常損益は5.8億円の黒字(前の期は3.8億円の赤字)に浮上し、従来予想の5億円の黒字を上回って着地。

★No.2　植松商会 <9914>
　17年3月期の連結最終利益を従来予想の4800万円→8800万円(前期は5600万円)に83.3％上方修正し、一転して57.1％増益見通しとなった。

★No.3　ティムコ <7501>
　16年11月期の経常損益(非連結)は1100万円の赤字(前の期は3000万円の黒字)に転落したが、17年11月期は3800万円の黒字に急浮上する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6217> 津田駒 　　　　東１　　 +4.88 　　1/19　本決算　　　 19.86
<9914> 植松商会 　　　ＪＱ　　 +2.14 　　1/19　　　3Q　　　235.29
<7501> ティムコ 　　　ＪＱ　　 +1.64 　　1/19　本決算　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした20日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース