鎌倉新書が一時１０％高と急伸、第２四半期の大幅な増収増益を好感

　 鎌倉新書<6184.T>が急伸。株価は一時、前日に比べ１０％高に買われ、６月中旬以来、約３カ月ぶりに４０００円台を回復した。８日取引終了後に発表した１７年１月期第２四半期累計（２月～７月）の単体決算は売上高６億４１００万円（前年同期比１７．３％増）、営業利益１億５９００万円（同５１．１％増）、純利益９９００万円（同６１．５％増）と大幅な増収増益だった。

　特に、主力のＷｅｂサービスでは仏壇が前年同期比２０％増、葬祭が同４８％増、お墓が同２１％増と全事業で売り上げは２０％を超える伸びとなった。お墓事業は広告の効率化やコミュニケーション強化で成約率が向上したほか、葬祭事業も手数料率の変更により単価が上昇し売り上げが増加した。

　１７年１月通期の売上高は１３億１５００万円（前期比 １４．６％増）、営業利益は３億２０００万円（同４１．８％増）、最終利益は１億９０００万円（同５１．１％増）で据え置いた。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）