岡本工機が商い急増のなか一時６％高、旺盛な工作機械需要を背景に新値追い

　岡本工作機械製作所<6125.T>が商い急増のなか大幅高で年初来高値更新、一時６．１％高の２９５円と値を飛ばした。売買高は１０時２０分現在で既に１１０万株を超えている。

　総合研削盤を主力に工作機械を製造、半導体製造装置も手掛けている。工作機械は中国の自動車向けが好調に推移、旺盛な需要を確保している。また半導体装置も、電装化が進展する自動車や、中国などでハイエンド型普及が進むスマートフォン向け半導体需要が増勢で、それに絡む受注を取り込むことに成功している。１８年３月期は本業のもうけを示す営業利益が前期比４１％増の１６億円と急回復を果たす見込み。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）