【売り】東邦亜鉛:勝率62%の売りシグナル、下窓を開けた年初来高値更新
要旨
強力な上昇トレンドが続いていますが、直近の急上昇はやや過激。出来高が急上昇していることもあり、売り圧力も強まっていると読みます。統計的にも売りが強い状況ですから、短期的な調整を期待して攻めます。
東邦亜鉛株式会社とは?
非鉄金属工業。亜鉛・鉛の製錬加工会社。電子部品も展開。
最近のトピック
5月18日の報道によると、鉱山収益の収益が増加し、人件費圧縮も貢献したことから最終増益とのこと。加えて、住宅向けの建材の拡販も手掛けています。
どんな値動きをしているの?
2014年4月以降は強力な上昇トレンドが継続しています。300円だった株価は500円付近にまで伸びており、上昇率はおよそ60%。一方で、直近は下窓を開けた急激な上昇となっており、やや過熱気味にもとれます。
ここがポイント!
(1) 大きすぎる陽線
7月22日は大きな陽線となり急激に株価が上昇。統計的にも売りに優勢の状況です。
(2) 大きな下窓開け
7月22日は下窓を開けての上昇。以降の窓埋めが期待できます。統計的にも売りが有利な状況です。
まとめ
以上の理由より、ここは短期的な調整を期待して「逆張り売り」で攻めましょう。
留意点
統計的には優位ですが、続投となる可能性があるためロスカットは必須です。また、詳しい売買手法に関しては次項を参照して頂ければ幸いです。
統計解析の結果の概要
利用した戦略:225銘柄逆張り売り
検証期間:2000年1月4日~2014年7月3日
取引回数:6882回
対象市場:225銘柄
売買手法:寄成売り→引成買い
勝率:62%
勝ちトレード平均利益:+2.1%
負けトレード平均損失:-2.4%
平均損益率:+0.4%
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