共英製鋼、３年ぶりにベトナム北部鉄鋼事業の設備投資を再開

　共英製鋼<5440.T>は１８日取引終了後、２０１４年８月に中断を発表していた、同社のベトナム北部の事業拠点での鉄鋼事業の設備投資計画を３年ぶり再開すると発表した。

　その後のベトナム経済の発展状況、この地域での鉄鋼需要の見通し、競合状況を含めた事業環境、採算性などについて詳細に検討を重ねた結果、現地のマーケットは有望であり、事業展開、収益基盤強化のためには、生産能力増強投資は必須であると判断したという。

　生産設備は、製鋼・圧延一貫ライン（電気炉および圧延設備）で、生産品目は鉄筋棒鋼、生産量は年産５０万トンを予定している。約２億ドルを投じて、１７年末に着工し１９年ごろからの操業開始を目指すとしている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）