品川リフラは続伸、収益環境改善、品川再開発の流れも思惑材料に

　品川リフラクトリーズ<5351.T>が続急伸、にわかに物色人気が高まり、９月２９日以来の３００円台回復を目前にとらえている。株価は１０月下旬以降、１カ月以上にわたり２００円台後半でもみ合っていたが、満を持して上に放れてきたＪＦＥグループなど鉄鋼大手の増産意向を受け。耐火物製造が上向いているほか、生産設備の再編など合理化効果も利益率改善に貢献している。今３月期営業利益は５１億円予想と前期比３割増を見込む。一方、ここにきて新駅増設も含めた品川駅周辺の再開発の動きや、着工前夜のリニア中央新幹線のスタート地点が品川ということもあって、不動産事業にも展開する同社にとって株高思惑につながっている。

品川リフラの株価は１０時１４分現在２９４円（△１３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）