日本カーボンが反発、国内大手証券がレーティングを新規「１」目標株価４１０円に設定

　日本カーボン<5302.T>が反発。大和証券が５日付で、レーティングを新規に「１」とし、目標株価を４１０円に設定したことが好材料視されているようだ。

　航空エンジン部品用ＣＭＣ（セラミック・マトリックス複合材）の基材「ハイニカロン」は、同社の連結子会社ＮＧＳアドバンストファイバーが全世界に供給していることや、炭化けい素製品事業（ハイニカロン）は、ＣＭＣを採用した航空エンジン「ＬＥＡＰ」の出荷数量増加に伴って収益拡大期に入るとみられること、収益が悪化していた黒鉛電極事業が、マージンの改善に伴って黒字化へ向かうことなどを評価している。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）