大成ラミック、今期経常を一転2％増益に上方修正

　大成ラミック <4994> が12月19日大引け後(15:00)に業績修正を発表。17年3月期の連結経常利益を従来予想の16億円→18.6億円(前期は18.2億円)に16.3％上方修正し、一転して1.8％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.5億円→7.1億円(前年同期は6.9億円)に56.6％増額し、一転して2.9％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第２四半期累計期間の業績につきましては、売上は当初予想から若干の下振れとなったものの、営業利益及び経常利益につきましては、生産体制を見直し、新規設備の導入や生産性及び内製化の向上に努めたことにより、当初予想を上回る結果となりました。　これを受け、改めて通期の業績予想を算出し直した結果、通期における売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益につきまして当初予想を上回る見込みとなりましたので、平成28年11月７日に公表しました業績予想を上方修正いたします。　なお、期末配当につきましては、当初の計画通り１株につき37円（中間配当と合せ年間70円）を予定しております。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算出しております。　　　最終の業績は、今後の様々な要因によって予想と異なる可能性があります。