ＣＡＣＨＤが高い、１３０万株を上限とする自社株買いを発表

　ＣＡＣ　Ｈｏｌｄｉｎｇｓ<4725.T>が高い。１２日の取引終了後に自社株買いを発表しており、これを好材料視した買いが入っている。上限を１３０万株（発行済み株数の６．６１％）、または１０億円としており、取得期間は９月１３日から１１月３０日まで。自己株式立会外買付取引（ＴｏＳＴＮｅＴ－３）を含む市場買付けで取得するとしている。

　同時に１６年１２月期の連結業績予想について、売上高を５６０億円から５３５億円（前期比２．７％増）へ、営業利益を２２億５０００万円から１２億５０００万円（同３．４％増）へ下方修正した。国内ＩＴサービスで案件の獲得が想定を下回って推移していることや、医薬品開発支援サービスで主要顧客向け売り上げの伸び悩みと一部既存案件での規模縮小が重なったこと、さらにインド、シンガポール子会社の受注が想定を下回ったことなどが要因としている。

　なお、純利益はリクルートホールディングス<6098.T>株式の売却に伴い２９億７７００万円の特別利益を計上することから、１１億円から２１億円（前期１億４２００万円の赤字）へ修正した。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）