早稲アカが１７年３月期営業利益予想を上方修正、労務費増加抑制効果が継続

　早稲田アカデミー<4718.T>がこの日の取引終了後、１７年３月期の連結業績予想について、売上高を２１０億１２００万円から２０７億４９００万円（前期比２．８％増）へ下方修正した一方、営業利益を９億５９００万円から１０億７０００万円（同５．１％増）へ、純利益を５億８７００万円から６億６８００万円（同１４．４％増）へ上方修正した。

　非受験生を対象とした授業料割引を含む集客キャンペーンの実施や、冬期講習会・正月特訓の運営見直しに伴う料金変更などで売上高は想定を下回ると予想。ただ、上期の労務費の増加抑制効果が継続するほか、教材開発時期の変更を反映したことなどで利益面は上振れる見通しだという。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）