早稲アカが後場急上昇、文科省の「総合的な教師力向上のための調査研究事業」を受託

　早稲田アカデミー<4718.T>が後場急上昇し、一時、前日比２９円高の８６６円まで買われた。午後２時ごろ、文部科学省初等中等教育局から、委託事業「総合的な教師力向上のための調査研究事業（テーマ７　民間教育事業者の力を活用した教員の資質能力向上事業）」を受託したと発表しており、これを好感した買いが入っている。

　同事業は、文科省が教員の資質能力向上や新たな教育課題への対応に必要な教師力向上に向けた取り組みを支援するもので、今回、新たに民間教育事業者と教育委員会などが連携する取り組みも支援対象として追加されたという。

　今回、同社が取り組むのは、「ＩＣＴ環境（モバイルラーニングなど）の活用による教員の資質能力向上に資する研修モデル構築」で、全国の自治体で活用可能な汎用性のある教員研修モデルと教育研修ツールの調査研究・開発を行うとしている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）