窪田製薬ＨＤが一時１０％高と急騰、「エミクススタト塩酸塩」の用途で新規米国特許を取得

　窪田製薬ホールディングス<4596.T>が急騰。株価は一時、前週末に比べ１０％強上昇している。同社は１１日、１００％子会社のアキュセラ・インク（米国）による「エミクススタト塩酸塩」および関連する化合物のスターガルト病治療にかかわる新規用途特許が、米国特許商標庁により特許を付与されたと発表した。

　同社の「エミクススタト塩酸塩」を含む研究の保護と促進を目的とし、同社の特許戦略を補強するものとなる。スターガルト病は、目の網膜に障害をきたし、緩やかに視力が低下する稀少遺伝性疾患。８０００人から１万人に１人が罹患すると推定されており、米国における推定患者数は４万人以下とみられている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）