シンバイオ製薬が「トレアキシン」の再発・難治性ＤＬＢＣＬを適応症とした第３相臨床試験を開始

　シンバイオ製薬<4582.T>がこの日の取引終了後、再発・難治性びまん性大細胞型Ｂ細胞リンパ腫（「ＤＬＢＣＬ」）を適応症とした抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」（一般名「ベンダムスチン塩酸塩」）の第３相臨床試験を開始したと発表した。

　ＤＬＢＣＬは、悪性リンパ腫の約３分の１を占めているにもかかわらず、現在、標準化学療法がなく、多剤併用療法が使われている疾病。シンバイオはベンダムスチンとリツキシマブ（ＢＲ）併用療法の第２相臨床試験を既に実施し、再発・難治性ＤＬＢＣＬ患者に対する優れた臨床試験結果を得ていることから、第３相試験を実施するとしている。なお、同社では速やかに症例登録を行い、１９年下期に承認申請を行うことを目指している。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）