ラクオリア創薬が反発、米アラタナ社への導出薬Ｅｎｔｙｃｅの承認取得を好感

　ラクオリア創薬<4579.T>が反発。１８日の取引終了後、Ａｒａｔａｎａ　Ｔｈｅｒａｐｅｕｔｉｃｓ社（アラタナ社、本社・米カンザス州）がグレリン受容体作動薬（Ｅｎｔｙｃｅ）に関して米食品医薬品局（ＦＤＡ）の動物用医薬品センターから犬の食欲不振症治療薬として承認を取得した、と発表したことが好感された。Ｅｎｔｙｃｅはラクオリア創薬がアラタナ社に導出した薬で犬の食欲不振症に対する初めての治療薬となる。　

　ラクオリア創薬は１０年１２月にアラタナ社とＥｎｔｙｃｅの動物用医薬品としての全世界における商用化に関する導出契約を締結している。アラタナ社は、１７年２月に開催される北米獣医学会議に合わせてＥｎｔｙｃｅの販売を始める予定だ。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）