【売り】㈱トリケミカル研究所（4369）転換線が株価を下回り、売り圧力の強さ示す= フェアトレード 西村剛

地合いの悪さも売りを加速させているか

■注目銘柄：【買い】㈱トリケミカル研究所（4369）
臭化水素などの半導体用高純度化学材料の研究開発・製造・販売を行う企業。
1978年設立、本社所在地は山梨県上野原市。

■注目理由
8月31日に決算を発表。
17年1月期第2四半期（2-7月）の業績は、前年同期比で売上高10.9％増、経常利益+10.8％増となった。
税引き前の通期計画に対する進捗率は43.9％にとどまり、5年平均の69.3％を下回る結果となった。

9月15日終値時点でPER16.62倍、PBR3.55倍と割高。
9月に入ってからはローソク足が一目均衡表の転換線を下回っており、下落基調に転じている。
雲も株価の上にあり上値が重く、目先は軟調傾向が続く可能性もあり、注意が必要だろう。