ブロードメディアが一時１０％高、９月中間期業績予想を上方修正

　ブロードメディア<4347.T>が反発し、一時、前日比１０．０％高の９９円まで買われている。２８日の取引終了後、第２四半期累計（４～９月）連結業績見通しについて、売上高を６０億円から６３億円（前年同期比６．９％増）へ、営業損益を１億４０００万円の赤字から２０００万円の赤字（前年同期７８００万円の赤字）へ、最終損益を２億８０００万円の赤字から１億７０００万円の赤字（同５億８９００万円の赤字）へ上方修正したことが好感されている。

　番組販売事業や制作事業が計画を上回ったほか、デジタルシネマサービス事業で映画館への配信が想定を上回ったことが要因。また、前期から引き続きコスト削減を実施していることなども寄与した。

　なお、同時に発表した第１四半期（４～６月）決算は、売上高３２億４９００万円（前年同期比８．８％増）、営業損益４７００万円の黒字（前年同期２８００万円の赤字）、最終損益５６００万円の赤字（同２億４８００万円の赤字）だった。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）