ケネディクスが商い増勢のなか続伸、低金利環境と不動産市況活性化の思惑が味方

　ケネディクス<4321.T>が売買代金をにわかに膨らませ続伸。４００円台前半での底固め完了から急速に出直る動き。独立系で不動産ファンドを手掛け運用残高は業界トップ、１０年物国債利回りが０．５％台を割り込むなど、長期金利が一段と低下傾向にあることは同社の収益基盤に味方している。また、２０２０年の東京五輪開催を前に政府肝いりの首都圏インフラ整備新構想が相次いでおり、首都圏の不動産市況活性化の流れが株価を大いに刺激する。同社は日本橋兜町をはじめ中規模オフィスに投資するＪリートなども手掛けており、これを活用しての運用残高拡大にも期待がかかる。

ケネディクスの株価は１０時５７分現在４６６円（△２５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）