• 通期経常予想は一転6.0億円の赤字に…
• 売上高の減少止まらず、3Q累計は12％の大幅減…
• 3Q累計最終赤字は前年同期より6.0億円増加…

※売上高・経常利益・最終利益の総合的な評価をお天気で表現しています。「晴れ」に近づくほど高評価となります。
「晴れ」、「曇り時々晴れ」、「曇り」、「雨」、「雷」。

　フェイス <4295> [東証Ｓ] が2月14日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は5億6200万円の赤字(前年同期は1億8900万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の3億円の黒字→6億円の赤字(前期は1億4800万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の6億6200万円の黒字→2億3800万円の赤字(前年同期は7000万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は2億円の赤字(前年同期は2900万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の0.7％→-4.9％に急悪化した。