昭電工が１７年１２月期最終利益予想を下方修正、インドネシア持ち分法適用会社の業績悪化響く

　昭和電工<4004.T>がこの日の取引終了後、１７年１２月期の連結業績予想について、売上高を７４５０億円から７６２０億円（前期比１３．５％増）へ、営業利益を５４５億円から６００億円（同４２．７％増）へ上方修正した一方、最終利益を２５０億円から２１０億円（同７０．７％増）へ下方修正した。

　石油化学セグメントにおいて、堅調な東アジア需給を背景に製品市況が好調に推移したことに加えて、エレクトロ二クスセグメントでハードディスクの出荷が堅調に推移したことなどが営業利益を押し上げた。一方、インドネシアの持ち分法適用会社インドネシア・ケミカル・アルミナ社に関して、持ち分法投資損失約１００億円や特別損失約６７億円を計上することから、最終利益は下方修正したという。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）