自社株買い銘柄に明暗が分かれた。28日に自社株買いや自社株消却を発表したのが関西電力
<9503.T>、アライドテレシスHD
<6835.T>、朝日印刷
<3951.T>の3社。うち、朝日印刷が上昇し、アライドテレシスホールディングスがしっかり。半面、関西電力が下げた。
朝日印刷の場合、自社株取得枠は発行済み株式総数の0.3%に当たる3万株、金額ではわずかに4500円にとどまるが、もともと流動性の低い銘柄だけに、需給タイト化による株価押し上げ要因と受け止められたようだ。取得期間が2010年1月5日から29日であるため先回り買いも出ている。
アライドテレシスホールディングスは12月30日を期限としていた自社株買いの実施期間を2010年3月26日まで延長する。発行済み株式数の実に19.1%に達する3000万株、20円が上限だったが、28日まで取得した株式数は1215万2300株、金額で6億5642万円にとどまったことが延期理由。株価はしっかりながら、この間、半年も掛けて実際の買い株数が上限の半分以下、金額も3分の1だったこともあり今回の期間延長も株価にインパクトを与えるには至っていない。
一方、関西電力の自社株消却数は発行済み株式数のわずか0.9%にとどまっており直接的な影響は見られない。むしろ先物に振り回される現物株指数の動きに左右される展開となっている。
[ 株式ネット新聞 ] 提供:株式会社スリーアイ