【売り】㈱テリロジー(3356)前日比+15%の急騰、PERは120倍を突破。今後の反落に注意= フェアトレード 西村剛
情報セキュリティやIPサーバーなどネット製品の輸入販売を行う。
企業内システム構築・保守が主力。
■注目理由
10月31日に決算を発表。
平成29年3月期第2四半期(平成28年4月1日~平成28年9月30日)の業績は、前年同期比で売上高△18.8%、経常損益は△212百万円で赤字幅拡大となった。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の最終損益は8200万円の赤字(前年同期は4100万円の赤字)に赤字幅が拡大、売上営業損益率も前年同期の△6.7%→△14.1%に急悪化し、やや苦戦しているようだ。
チャートを見ると、株価は8日終値の306円から9日終値の352円まで15%も急上昇している。
12月19日に上場を予定していたZMPが、11月17日に公表した顧客情報の流出を受けて改めて情報セキュリティ体制の見直し・強化を図るためとの理由により上場延期を発表、これを受けて情報セキュリティ関連銘柄への関心が高まり、テリロジーなど情報セキュリティ関連銘柄に物色が向かった様子だ。(出典:2016年12月9日 フィスコ)
値動きが速く過熱気味と思われ、今後は調整により反落する可能性もあるので、しばらく様子を見ておく方が無難かもしれない。
また、12月9日終値時点でPERは120.14倍、PBRは11.24倍となっており、業種平均および過去の株価と比べ割高感がある。
今から追いかけ買いするのは危険か。
企業内システム構築・保守が主力。
■注目理由
10月31日に決算を発表。
平成29年3月期第2四半期(平成28年4月1日~平成28年9月30日)の業績は、前年同期比で売上高△18.8%、経常損益は△212百万円で赤字幅拡大となった。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の最終損益は8200万円の赤字(前年同期は4100万円の赤字)に赤字幅が拡大、売上営業損益率も前年同期の△6.7%→△14.1%に急悪化し、やや苦戦しているようだ。
チャートを見ると、株価は8日終値の306円から9日終値の352円まで15%も急上昇している。
12月19日に上場を予定していたZMPが、11月17日に公表した顧客情報の流出を受けて改めて情報セキュリティ体制の見直し・強化を図るためとの理由により上場延期を発表、これを受けて情報セキュリティ関連銘柄への関心が高まり、テリロジーなど情報セキュリティ関連銘柄に物色が向かった様子だ。(出典:2016年12月9日 フィスコ)
値動きが速く過熱気味と思われ、今後は調整により反落する可能性もあるので、しばらく様子を見ておく方が無難かもしれない。
また、12月9日終値時点でPERは120.14倍、PBRは11.24倍となっており、業種平均および過去の株価と比べ割高感がある。
今から追いかけ買いするのは危険か。