クロスプラス、今期経常を32％上方修正、未定だった配当は2期ぶり2円で復配

　クロスプラス <3320> [東証２] が1月19日昼(11:30)に業績・配当修正を発表。17年1月期の連結経常利益を従来予想の6億円→7.9億円(前期は3.5億円)に31.7％上方修正し、増益率が70.9％増→2.3倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した8-1月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.2億円→9.1億円(前年同期は8.2億円)に26.2％増額し、一転して11.4％増益計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当を2円実施し、2期ぶりに復配する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　昨年の９月以降の気温の高止まりや天候不順の影響によって、秋物商品の立ち上がりが遅れたこと等により、売上高は計画を下回る見込みとなりました。　利益面では、採算性の低い商品の見直しや仕入販売管理の強化、原価の低減に努めたことで粗利益が増加し、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が、それぞれ計画を上回る見込みとなりました。※上記の業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績については、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。

　　当社は株主に対する利益還元を重要な経営政策の一つとして位置づけております。　当期の業績について、収益面では計画を上回る見通しであり、２期連続で黒字を計上することがほぼ確実となっております。　従来は、今後の事業展開及び財務体質の強化に必要な内部留保を確保するため、期末配当を「未定」としておりましたが、今回、１株あたり２円として復配させて頂くことと致しました。　今後も、収益力を高め、財務体質の改善を図り、安定配当の継続に努めてまいります。