サムティが１５年１１月期最終利益予想を上方修正、固定資産売却益を計上

　サムティ<3244.T>がこの日の取引終了後、１５年１１月期連結業績について、売上高を従来予想の３７０億円から３８０億円（前期比５６．０％増）へ、純利益を同３７億円から４４億円（同９１．０％増）へ上方修正した。来期に売却を予定していた物件を期中に売却できる見通しとなったため、売上高を増額修正したほか、固定資産の譲渡に伴う固定資産売却益の計上で最終利益を上方修正するという。ただ、物件取得にかかる控除対象外消費税が計画を上回る見通しとなったことから、営業利益は同６２億円から６０億円（同４８．４％増）へ下方修正している。
　なお、同時に発表した第３四半期累計（１４年１２月～１５年８月）決算は、売上高３１１億４３００万円（前年同期比２．３倍）、営業利益５６億６４００万円（同２．４倍）、純利益４３億９７００万円（同３．４倍）だった。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）