鳥貴族は反落、第３四半期３５．１％営業増益も買い一巡後に目先売り

　鳥貴族<3193.T>は反落。同社は３日の取引終了後、１６年７月期第３四半期累計（１５年８月～１６年４月）の単体決算を発表。売上高は１７５億４７００万円（前年同期比３１．６％増）、営業利益は１０億６２００万円（同３５．１％増）、純利益は５億７９００万円（同４９．４％増）と大幅な増収増益を達成したが、一時前週末比３０円高の２２６５円まで買われた後に目先的な売りに押されている。

　第３四半期累計期間中に関東圏を中心に５３店舗の新規出店を実施、新規出店による店舗数の増加と既存店売上高が好調に推移していることが寄与している。

　通期業績は売上高２３１億６１００万円（前期比２４．１％増）、営業利益１３億８４００万円（同２３．８％増）、純利益６億６７００万円（同１４．０％増）と従来見通しを据え置いた。期末配当については従来予想の２円に加えて東証１部指定記念配当２円を含む４円とし第２四半期の２円と合わせて年間配当は６円となる。

　同時に発表した５月の直営店既存店売上高は前年同月比で２．７％減となっている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）