ジンズが３日ぶり反発、１７年８月期営業利益・期末配当予想を上方修正

　ジンズ<3046.T>が５日の取引終了後、１７年８月期の連結業績予想について、営業利益を４８億円から５２億２０００万円（前期比４１．７％増）へ、純利益を２６億円から２８億９０００万円（同４６．０％増）へ上方修正した。

　円高により粗利益率が改善しているほか、上期既存店売上高が前年同期比４．２％増と計画を上回って推移し営業利益率が改善したことが要因としている。なお、売上高は従来予想の５１０億円（同１０．４％増）を据え置いている。

　また、業績予想の修正に伴い、従来３３円を予定していた期末一括配当を３円増額して３６円にするとあわせて発表している。前期実績の２５円に対しては１１円の増配となる予定だ。

　同時に、３月度の月次売上高状況（速報）を発表しており、既存店売上高は前年同月比０．９％増と７カ月連続で前年実績を上回った。３月１日から価格変更したことに伴い、より買いやすくなった機能性商品「ＪＩＮＳ　ＳＣＲＥＥＮ」の販売本数が好調に推移したほか、３月２日に発売したスポット商品の「スリムエアフレーム（ふんわり）」や「ソリッドエアフレーム（しっかり）」が堅調に推移した。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）