ＡＢＣマートが１４年２月期業績予想を上方修正、既存店売上高想定上回る

　エービーシー・マート<2670.T>がこの日の取引終了後、１４年２月期の連結業績見通しを、従来予想の売上高１７７２億円、経常利益３２４億８０００万円から、１８３７億円（前期比１５．２％増）、経常利益３４３億円（同１１．６％増）に上方修正した。上期において国内既存店の好調から当初計画を上回ったことに加えて、下期についても自社商品の販売を強化するほか、品質重視の高価格帯商品、生産コストを抑えた廉価帯商品、従来よりもワンランク上の品質でお求めやすい価格帯の商品といった価格帯別の商品戦略を実施し、引き続き既存店売上高の伸長を図る見通しであることが貢献する見通しだ。
　同時に発表された第２四半期累計（３～８月）連結決算は売上高９３８億１４００万円（前年同期比２１．７％増）、経常利益１９１億２６００万円（同１０．０％増）となった。プロパー販売の強化や自社商品の販売強化を図ったことが寄与し、国内既存店売上高が６．２％増と期初計画の通期計画の０．３％増を上回って推移したほか、国内外合わせて６１店舗の新規出店が寄与。また、米国の連結子会社ラクロス・グループの業績が算入されたことも業績を押し上げた。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）