サッポロＨＤは小動き、第１四半期は営業赤字１４億５３００万円も反応限定的

　サッポロホールディングス<2501.T>は小動き。１１日取引終了後、１７年１２月期の第１四半期（１～３月）連結決算を発表し、売上高は１１７７億８８００万円（前年同期比５．７％増）、営業損益は１４億５３００万円の赤字（前年同期１４億２７００万円の赤字）、最終損益は２３億７００万円の赤字（同２０億６００万円の赤字）だったが、市場の反応は限定的。

　国内ではビールや多層化商品の売り上げ数量が前年を上回ったことに加え、北米でも酒類や飲料が伸長し、食品・飲料も好調だったことから増収で着地した。ただ、国内で積極的なブランド投資を行った影響などが響いて損益面は赤字となった。

　なお、通期業績予想は従来見通しを据え置き、売上高５６３８億円（前期比４．１％増）、営業利益２１３億円（同５．１％増）、最終利益１０７億円（同１３．０％増）を見込んでいる。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）