総医研の１８年６月期業績は営業利益５１％増を見込む、中国越境ＥＣ向け化粧品など好調

　総医研ホールディングス<2385.T>がこの日の取引終了後、１８年６月期の連結業績予想を発表しており、売上高５３億円（前期比２７．８％増）、営業利益４億円（同５１．３％増）、純利益２億８０００万円（同５０．１％増）を見込んでいる。

　化粧品事業で「ＰＨマッサージゲルＰｒｏ．」を中心とする中国の越境ＥＣ向け商品が堅調に推移していることに加えて、上海の化粧品会社ビューティ・プラス社との共同開発商品「ＧＬＯＢＡＬ　ＬＡＢＥＬシリーズ」を現地販売網に投入する計画であることなどが寄与する見通し。また、健康補助食品事業で主力の「イミダペプチド」の定期購入顧客が引き続き増加傾向にあることや、今年６月に連結子会社化したＮＲＬファーマの機能性素材開発事業が加わることなども売上高・利益を押し上げるもようだ。

　なお、１７年６月期決算は、売上高４１億４７００万円（前の期比２９．１％増）、営業利益２億６４００万円（同４４．８％増）、純利益１億８６００万円（同４．０倍）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）