セントケアＨＤがＡＩによる自立促進・重度化予防ケアプランを提供する新会社へ出資◇

2017/04/14(16:55)
　セントケア・ホールディングがこの日の取引終了後、産業革新機構（東京都千代田区）と共同で、世界で初めて人工知能（ＡＩ）による自立促進・重度化予防のケアプランを提供する新会社シーディーアイに出資することで合意したと発表した。

　新会社は、ＡＩを利用して要介護者の体調や症状に合ったケアプランを生成し、自立支援・重度化予防につながるケアマネジメントを実現するシステムを開発・提供するのを目的に設立。両社のほか、日揮やツクイ、社会福祉法人こうほうえんや介護サービス事業者などの共同出資により、出資総額は１５億円になるとしている。

　また、セントケアＨＤでは同時に、訪問看護事業を展開するミレニア（東京都中央区）の全株式を１３００万円で取得し、子会社化すると発表。さらに、オランダで在宅ケアサービスを提供する「ビュートゾルフ」のライセンス事業を展開するＢｕｕｒｔｚｏｒｇ　Ｓｅｒｖｉｃｅｓ　Ｊａｐａｎ（東京都中央区）の株式を既存株主から取得し、持ち分法適用関連会社（議決権保有割合２６．００％）とすると発表した。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）