ケア２１は６連騰、稼働率改善に向けた取り組み奏功し第３四半期営業利益３．５倍

　ケア２１<2373.T>は６連騰し２００４年５月以来の高値水準となっている。前週末８日の取引終了後に発表した第３四半期累計（１６年１１月～１７年７月）連結決算が、売上高１８５億５６００万円（前年同期比１１．４％増）、営業利益６億２００万円（同３．５倍）、純利益６億３１００万円（同１６．２倍）と大幅増収増益となったことが好感されている。

　施設の新規開設が予定通りに進んだほか、稼働率改善に向けた営業施策が奏功したことで売上高利益率が改善した。また、消耗品などの販管費削減に努めたことも利益押し上げに寄与した。

　なお、１７年１０月期通期業績予想は、売上高２５０億円（前期比１０．８％増）、営業利益１０億円（同２．５倍）、純利益７億円（前期２億３０００万円の赤字）の従来見通しを据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）