そーせい切り返し急、ＺＭＰ関連からバイオ関連に物色資金シフト◇

　そーせいグループ<4565.T>が６日ぶりに反発したほか、ヘリオス<4593.T>も大幅高。サンバイオ<4592.T>、ペプチドリーム<4587.T>、トランスジェニック<2342.T>などが押し目買い優勢となり、ＪＣＲファーマ<4552.T>も８日ぶりに急反発するなどバイオ関連が総じて買い戻されている。

　市場では「ここバイオ関連は需給関係の悪さから売りに押されるかたちで、シンボルストックのそーせいグループは、前日に個人投資家の投げが出て１１月につけた直近安値を下回っていた。しかし、これで目先の売り物に一巡感が出ており、きょうはＺＭＰ関連株が大きく売り込まれるなかで、同社株をはじめとする他のバイオ関連株に短期資金が緊急避難的にシフトしてきている」（国内ネット証券大手）と指摘されている。ただ、足もとは具体的な買い手掛かり材料がなく、持続性については疑問符がつくとの見方を示している。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）