トランスＧは小動き、グループ会社が「札幌ライフサイエンス産業活性化事業」に採択も反応限定的

　トランスジェニック<2342.T>は小動き。１日の取引終了後、グループ会社ジェネティックラボが、ノーステック財団（北海道科学技術総合振興センター、札幌市北区）が行っている２０１６年度「札幌ライフサイエンス産業活性化事業　事業化支援補助金」に採択されたと発表したが、市場の反応は限定的のようだ。

　同事業は、ノーステック財団が札幌市内の企業と道内研究機関が共同して行う、ライフサイエンス分野の研究開発の事業化を促進し、札幌市の産業を活性化することを目的とした事業。今回採択されたテーマは、札幌東徳洲会病院付属臨床研究センターと共同で応募した「Ｌｉｑｕｉｄ　ｂｉｏｐｓｙ（リキッドバイオプシー）の実臨床導入に向けた臨床検査パッケージの開発」で、補助事業期間は交付決定後１７年３月１５日まで。また、補助金額は３００万円を申請予定だが、補助金額および支払時期は、補助事業の実績を報告し、審査を経て確定するという。なお、１７年３月期業績に与える影響は精査中としている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）