【売り】㈱ FRONTEO（2158）ＡＩ関連特許２件取得が好感され急反発だが買われ過ぎ水準。短期的な反落に注意= フェアトレード 西村剛

■注目銘柄：【売り】㈱ FRONTEO（2158）

法的紛争、訴訟の際、証拠保全など電子データ収集、分析行うコンピュータ解析事業を主事業とする。
2003年設立、本社所在地は東京都港区。

■注目理由
8月15日に決算を発表。
平成29年3月期第1四半期（4-6月）の業績は、前年同期比で売上高+61.8％、経常損益は△245百万円で赤字転落となった。
売上営業損益率は前年同期の△1.3％→△6.3％に悪化し、やや苦戦しているようだ。

チャートを確認すると、12日は大幅反発。
国内で人工知能関連技術の特許を2件取得したと発表され、
これを受けて知的財産権の強化による業績への寄与に期待する買いが向かったもの。
（出典：2016年10月13日　Kabutanニュース）

一方でRSIが70％付近を示しており、
買われ過ぎであることから今後は売りが先行する可能性がある。

また、10月13日終値時点でPBRは8.6倍となっており、
業種平均と比べて割高感がある。

今から追いかけ買いするのは危険か。