イチケンが後場下げ幅を拡大、１６年３月期大幅営業減益見通しを嫌気

　イチケン<1847.T>が後場下げ幅を拡大。午後２時ごろ発表した１６年３月期の単独業績予想が、売上高６６０億円（前期比２．６％減）、営業利益１４億円（同４０．６％減）、純利益１１億円（同５．５％増）と大幅営業減益を見込んでいることが嫌気されている。前期からの繰越工事高の減少に加えて、労務費の高騰や資材価格の上昇などによる工事採算性の悪化への懸念から減益を見込んでいるようだ。
　なお、１５年３月期決算は、売上高６７７億３０００万円（前の期比８．５％増）、営業利益２３億５８００万円（同２．３倍）、純利益１０億４３００万円（同４１．０％増）だった。

イチケンの株価は１４時３２分現在３０６円（▼１５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）