国内大手証券、日銀ＥＴＦ増額の好インパクト上位銘柄にアドバンテ、太陽誘電、ＴＤＫなど

　大和証券では２日、日銀によるＥＴＦ（上場投信）の年間購入額目標が６兆円とされたことに対して、「日経平均を１年間で２０００～３０００円持ち上げるとイメージできる」と指摘した。単日でみると直近の日銀の１回当たりＥＴＦの購入額３３６億円（人材設備支援型ＥＴＦを除く）が６００億円に増額されるイメージであり、市場全般へのインパクトは大きいとみている。
　
　日銀によるＥＴＦ購入増額の影響が大きい銘柄は、日経平均採用の値がさ株であり、同証券では具体的な好インパクト上位銘柄として、アドバンテスト<6857.T>、ファーストリテイリング<9983.T>、太陽誘電<6976.T>、ＴＤＫ<6762.T>、東邦亜鉛<5707.T>、トレンドマイクロ<4704.T>、コムシスホールディングス<1721.T>、コナミホールディングス<9766.T>、日本曹達<4041.T>などを挙げている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）