ミライトＨＤは急反落、リキャップＣＢ発行も希薄化懸念先行

　ミライト・ホールディングス<1417.T>が急反落。株価は一時、前日に比べ約１０％安まで売られた。１３日の取引終了後、１６５億円の海外転換社債（ＣＢ）型新株予約権付社債を発行すると発表。同時に自社株買いも実施するリキャップ型ＣＢとなる。また、２５０万株（発行済み株式数の３．０６％）、２５億円を上限とする自社株取得枠を設定。１４日早朝に自己株式立会外買付取引（ＴｏＳＴＮｅＴ－３）において約２５億円の自社株買いが実施された。

　同ＣＢの転換価格は１３６８円で決まっており、潜在株式による希薄化率 は１４．１３％となる。調達金額のうち約２５億円が自己株取得資金に充てられているが、この日はＣＢ発行による希薄化懸念が先行した格好だ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）