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NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信のニュース
NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信のニュース一覧
【井川純一の今夜も兜町で一杯】鳴くまで待とう…
3月27日(月曜日)の日経平均株価は276円94銭安の1万8985円59銭と大幅反落。オバマケアの代替法案の取り下げを悪材料視。また110円台半ばまで円高が進行、これも嫌気されています。週末は、楽観視していた“オバマケア代替法案”ですが、見事採決見送りです。当方、先読みではありませんが、そんな予感はしていました。まあ、いまさら言っても、後講釈はサルでもできるっていう感じです。
◆
トランプ相場の終焉、最近ではそんな論調が目立つ。ただ、どう考えても、トランプ親父の言動を見ていると、いつか変調をきたすとは分かっていたわけで、さほど驚きはない。2月21日付の当欄でも書いたが、やはり「治に居て乱を忘れず」ということ。まあ、いまさらながらだが、やはりこれは重要なことなのだよなぁ。
今日は、NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信<1357.T>が上値指向で、2月9日以来の2000円大台回復が目前になっている。同銘柄は日々の騰落率が日経平均のマイナス2倍になるように設定されたETFで、全般相場が調整色をみせる場面で上昇基調を強める。トランプ相場が変調をきたし、円高進行と相まって日米ともに下値を探る展開で、同銘柄の上値余地に注目が集まっているわけだ。ある意味、皮肉な銘柄ではあるが、そろり注目の局面ではあるわな。
一方、NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570.T>は大幅安。こちらは日経平均株価の2倍の値動きを想定したハイボラティリティが特徴のETFで、足もと日米ともに株価が下値模索の動きにあり、これを受けてきょうは一時3.6%安の1万4120円まで売り込まれた。相場の行方は神のみぞ知るだが、この2銘柄の動向は、今後も要注目といったところかね。
若かりし頃、当方がインド放浪時代に出会った友人と久々に会う。少林寺拳法の達人で、風貌はまさに“少林寺の僧”である。そんな彼も、さすがに年をとった。来年は、定年を迎えるという。大の相場好きで、年がら年中売買を繰り返していたが、いまや「じっくり寝かせ醸成を待つ」とのこと。押し目を拾い、上がるまでじっくり寝かすと言う。この手法、短期売買が隆盛の時代でも、やはり正解のひとつといえる。彼曰く「少なくとも、損はしなくなった。飲み代ぐらいは稼げる」。ただし、銘柄選別を怠ると、逆に痛い目を見ることにもなりかねない、そこはくれぐれも、ご注意あれなのである。
「鳴かぬなら 鳴くまで待とうホトトギス」、徳川家康ではないが、いつの世も焦らずじっくり待つことは、重要な心構えではあるということだろうかね。
《KC》
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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トランプ相場の終焉、最近ではそんな論調が目立つ。ただ、どう考えても、トランプ親父の言動を見ていると、いつか変調をきたすとは分かっていたわけで、さほど驚きはない。2月21日付の当欄でも書いたが、やはり「治に居て乱を忘れず」ということ。まあ、いまさらながらだが、やはりこれは重要なことなのだよなぁ。
今日は、NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信<1357.T>が上値指向で、2月9日以来の2000円大台回復が目前になっている。同銘柄は日々の騰落率が日経平均のマイナス2倍になるように設定されたETFで、全般相場が調整色をみせる場面で上昇基調を強める。トランプ相場が変調をきたし、円高進行と相まって日米ともに下値を探る展開で、同銘柄の上値余地に注目が集まっているわけだ。ある意味、皮肉な銘柄ではあるが、そろり注目の局面ではあるわな。
一方、NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570.T>は大幅安。こちらは日経平均株価の2倍の値動きを想定したハイボラティリティが特徴のETFで、足もと日米ともに株価が下値模索の動きにあり、これを受けてきょうは一時3.6%安の1万4120円まで売り込まれた。相場の行方は神のみぞ知るだが、この2銘柄の動向は、今後も要注目といったところかね。
若かりし頃、当方がインド放浪時代に出会った友人と久々に会う。少林寺拳法の達人で、風貌はまさに“少林寺の僧”である。そんな彼も、さすがに年をとった。来年は、定年を迎えるという。大の相場好きで、年がら年中売買を繰り返していたが、いまや「じっくり寝かせ醸成を待つ」とのこと。押し目を拾い、上がるまでじっくり寝かすと言う。この手法、短期売買が隆盛の時代でも、やはり正解のひとつといえる。彼曰く「少なくとも、損はしなくなった。飲み代ぐらいは稼げる」。ただし、銘柄選別を怠ると、逆に痛い目を見ることにもなりかねない、そこはくれぐれも、ご注意あれなのである。
「鳴かぬなら 鳴くまで待とうホトトギス」、徳川家康ではないが、いつの世も焦らずじっくり待つことは、重要な心構えではあるということだろうかね。
《KC》
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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