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明日の株式相場見通し=円高進行警戒で主力株は手控え、中小型株物色は継続
あす(25日)の東京株式市場は、外国為替市場の円相場を注視しながらの神経質な推移となりそうだ。円相場が1ドル=110円台後半に上昇してきたことで、輸出関連企業の採算悪化懸念が台頭しており、決算発表で好内容の銘柄に対しても買い手控え姿勢が強まりそうだ。
市場関係者からは「きょうの東証1部の売買代金は、1兆9163億円と連日で2兆円を下回り、市場エネルギーの衰退が際立っている。3営業日ぶりに25日移動平均線(2万94円80銭=24日)を下回ったことで、投資家心理は弱気に傾きつつある。ただ一方で、東証1部小型株指数、東証2部指数、ジャスダック平均株価が、前週末比でプラス引けとなっており、中小型株への物色意欲の強さを物語っている」との見方が出ていた。
週明け24日の東京株式市場は終始売り優勢となり、日経平均株価は4日ぶりに2万円台を割り込んだ。一時1万9900円割れ寸前まで値を下げたが、大引けはやや下げ渋った。日経平均株価終値は、前週末比124円08銭安の1万9975円67銭と続落した。
日程面では、日銀金融政策決定会合議事要旨(6月15~16日開催分)に注目。海外では、米連邦公開市場委員会(FOMC、26日まで)、米7月のCB消費者信頼感指数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
市場関係者からは「きょうの東証1部の売買代金は、1兆9163億円と連日で2兆円を下回り、市場エネルギーの衰退が際立っている。3営業日ぶりに25日移動平均線(2万94円80銭=24日)を下回ったことで、投資家心理は弱気に傾きつつある。ただ一方で、東証1部小型株指数、東証2部指数、ジャスダック平均株価が、前週末比でプラス引けとなっており、中小型株への物色意欲の強さを物語っている」との見方が出ていた。
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