東京株式（寄り付き）＝ＮＹダウ調整と円高進行を背景に反落

　２７日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前週末比１９１円安の１万９０７１円と反落。

　前週末の米国株市場ではＮＹダウが５９ドル安と７日続落、ナスダック指数は高かかったものの調整ムードが漂っている。直近ではオバマケアの代替法案の取り下げが政権に打撃となるほか、外国為替市場で１ドル＝１１０円台半ばまで円高が進行していることが、東京市場でも主力株中心に買い手控え要因となっている。学校法人「森友学園」の国有地取得などを巡る問題も引き続き投資家心理を冷やしている。

　寄り付き時点で業種別では３３業種全面安で、値下がりで目立つのは保険、証券、鉄鋼、ガラス土石、海運など。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）