東京株式（寄り付き）＝欧米株高引き継ぎ買い先行で始まる

　９日の東京株式市場は買い先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比７４円高の１万８８３９円と続伸。

　前日の欧米株市場は総じて上値追い基調を継続しており、東京市場でも主力株中心に買い優勢の展開が続いている。ＥＣＢ理事会では資産買い入れ額を減額したものの、量的金融緩和の９カ月間の期間延長を決めており、これをマーケットはポジティブに受け止めている。前日のＷＴＩ原油先物価格は１ドルを超える上昇で１バレル＝５０ドル台を回復、外国為替市場では１ドル＝１１４円台近辺で推移しており外部環境も味方している。ＺＭＰの上場延期の影響はマザーズなど新興市場にとどまりそうだ。

　寄り付き時点で業種別では３３業種中、１８業種前後が高く値上がり上位に石油、鉱業、証券、鉄鋼、電力ガスなど。値下がりでは機械、水産、サービス、食料品など。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）