◆思いのほか引っ張られた昨日‐ドラギ発言
※ご注意:予想期間は9月5日と表示されていますが、本日(9月4日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
あぁ読み違え、あそこまでユーロ円に引っ張られるとは…。
株式市場は堅調に推移し、ECB理事会も予想通り“据え置き(現状維持)”でした。
そして“インフレ/成長率見通しが引き下げ”られる中、その後に行われたドラギ総裁の記者会見では“追加緩和”もしくは“現状の金融緩和延長”を意識させるコメントが並びました。
これに伴ってユーロが全面安…、とここまではある意味で想定通りだったのですが、その後の動きはユーロドルの急落が150pipsだったのに対して、ユーロ円のそれは200pips(2円)を見せました。
このためよりユーロ円に引っ張られたドル円は、一時119.639円まで下落しています。
もっともユーロドルも急落していることは事実であることからドルには自然と買い戻し圧力がかかり、その後はNYダウや米10年債利回りの揺れ動きに引っ張られながら、最終的には120円台を回復して昨日の取引を終えています。
なお「赤字額が5ヶ月来最小を記録した米貿易収支(-418.6億ドル)」「小幅低下に留まったISM非製造業景況指数(59.0)」「事前予想には届かなかったものの、米雇用統計で+20万人超の雇用増との期待を残した新規失業保険申請件数(28.2万件)」はいずれも“ドルにとってややポジティブ”と感じていますが、昨日も目立った反応は見られませんでした。
あぁ読み違え、あそこまでユーロ円に引っ張られるとは…。
株式市場は堅調に推移し、ECB理事会も予想通り“据え置き(現状維持)”でした。
そして“インフレ/成長率見通しが引き下げ”られる中、その後に行われたドラギ総裁の記者会見では“追加緩和”もしくは“現状の金融緩和延長”を意識させるコメントが並びました。
これに伴ってユーロが全面安…、とここまではある意味で想定通りだったのですが、その後の動きはユーロドルの急落が150pipsだったのに対して、ユーロ円のそれは200pips(2円)を見せました。
このためよりユーロ円に引っ張られたドル円は、一時119.639円まで下落しています。
もっともユーロドルも急落していることは事実であることからドルには自然と買い戻し圧力がかかり、その後はNYダウや米10年債利回りの揺れ動きに引っ張られながら、最終的には120円台を回復して昨日の取引を終えています。
なお「赤字額が5ヶ月来最小を記録した米貿易収支(-418.6億ドル)」「小幅低下に留まったISM非製造業景況指数(59.0)」「事前予想には届かなかったものの、米雇用統計で+20万人超の雇用増との期待を残した新規失業保険申請件数(28.2万件)」はいずれも“ドルにとってややポジティブ”と感じていますが、昨日も目立った反応は見られませんでした。