東京株式(前引け)=米株高受け買い優勢も上値に重さ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/01/30 11:58
 30日前引けの日経平均株価は前日比111円高の1万7717円と反発。前場の東証1部の売買高概算は12億3286万株、売買代金概算は1兆1929億2000万円。値上がり銘柄数は1087、対して値下がり銘柄数は602、変わらずは172銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが大幅に反発したことを受け買い先行でスタートし、為替も朝方は1ドル=118円台前半と円安で推移していたこともあって、主力輸出株中心に強気優勢の地合いとなった。しかし、その後は上値が重く、前場後半に為替が円高に傾いたこともあって上げ幅を縮めている。日本時間今晩に予定される米10~12月のGDP速報値を前に上値を買う動きにも慎重さがみられる。
 個別ではサイバー<4751.T>がストップ高、青山商<8219.T>も急騰。NTT<9432.T>武田<4502.T>も堅調。アドバンテ<6857.T>SUMCO<3436.T>も値を飛ばした。ミスミG<9962.T>が高く、日清粉G<2002.T>も物色人気。半面、ソフトバンク<9984.T>が大幅安、OLC<4661.T>も大きく値を下げた。Vコマース<2491.T>、オプト<2389.T>が急落、NEC<6701.T>オムロン<6645.T>も売られた。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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