ドル円、日経平均との非連動が気になる中、高値圏で調整！

マーケットコンディション

昨日のドル円は、117.92円で始まると、東京時間は堅調推移となり、118円を回復すると118.50円を突破し118.97円の高値を付けた。欧州時間に入り、利食い売り先行となり118円前半まで売り込まれた。NY時間に入ると、日経平均先物が軟調となる中、10月米CPIがポジティブな発表となり118円半ばまで買い戻されるが、売り方優勢となり117.74円の安値を付けた。その後、11月米フィリー指数・10月米景気先行指標総合指数・10月米中古住宅販売件数が強い数値発表となるが、戻りは限定的となり118.23円でクローズをむかえた。

ドル円、日経平均との非連動が気になる中、高値圏で調整！

昨日の早朝に118円突破後、一気に119円を目指すが、目前で失速。その後は、利食い売り優勢の一日となった。しかし、この押しには買い意欲も高く、決定的なトレンド転換にはなっていないと推測する。注目イベントがない中、上昇トレンドの典型的な動き方とみる。現レベルであれば、1円超のブレは、調整の範囲と見るべきではないか。
気になるのは、ドル円相場と日経平均が連動しない点である。日本の政策相場である、「株高・円安」であるが、月曜のGDPショックに対し、ドル円は反転し回復したが、日経平均が流れを引きずったまま軟調となっている。
本日は、注目されるイベントがないだけに、週末のポジション調整と主要株価の動きに注意が必要。

☆戦略

買

ポイントレベル

120.04(147.14-75.57の61.8％)
119.06(101.50-110.09-105.17の161.8％返し)
118.05(110.09-105.17の261.8％返し)
117.74(11/20の安値）
117.04(11/17の高値）
115.46(11/17の安値）
113.83(11/10の安値)
113.76(101.50-110.09-105.17の100.0％返し)
113.41(11/6の安値)

注）本日の予想は11月21日9：50に寄稿したものです。
また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、
実際の取引可能なレートとは異なる場合があります。